アカバナツユクサ

露草によく似た濃い紅紫色の花をつけます。花色が赤で露草(ツユクサ)に似ているのでこの和名があります。
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アカバツユクサ 赤花露草
原産地はメキシコからニカラグアですが、ブータン露草』という流通名もあるようです。
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草丈は50センチから150センチくらいで、茎は直立します。
花の形はツユクサに似ていますが、葉はあまり似ていません。
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◇科名:露草科 ◇属名:ティナンティア属(Tinantia=ルクセンブルグの林学者『ティナン(F. Tinant)』の名から ◇学名:Tinantia erecta(erecta=直立した)/Tinantia fugax var.erecta)
葉は笹の葉のような形をした披針形で、互生し鋸歯はありません。葉のつけ根の部分は茎を抱く形になります。
開花時期は6月から10月くらい。
花弁と萼片は3枚ずつで、萼は緑色で白い毛が生えます。雄蘂は6本、雌蘂は1本。
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花の後にできる実は朔果で熟すると下部が裂け、種子が散布されます。

*赤い花の『オオムラサキツユクサ』が同じ名前で流通していることがあるのですが、違う品種です。