ベニイトトンボ

去年記事アップしたベニイトトンボ。今年の初見です。一頭だけですが現れました。
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イトトンボ科 キイトトンボ属  ベニイトトンボ. 【学名】Ceriagrion nipponicum.
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まさに真っ赤なイトトンボです。
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雌♀は全体的にくすんだ色になります。褐色で胸部がやや黄褐色から黄緑色を帯びます。
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実は『アオモンイトトンボ』の雌にも未成熟型(羽化した直後の雌は赤い色をしているンです。
此方がその『アオモンイトトンボ』の♀雌です。
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全身真っ赤じゃないので区別は近寄って見れば簡単。もっとも、『アオモンイトトンボ』と『アジアイトトンボ』はよく似ているので、同定は難しいのですが、この場所では『アオモンイトトンボ』を普通に見かけるので『アオモンイトトンボ』の雌だと思います。
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アップで… 
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で…こっちが「ベニイトトンボ
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ベニイトトンボは生息地が局地的になり、絶滅危惧種 に指定されているのです。
平地の古くからある池などに生息していますが、2000年のレッドデータリストの改訂で,絶滅危惧Ⅱ類にリストされています。
全国的な調査は正確にはされていませんが…概況として最近報告がなく絶滅した可能性の高い県としては、宮城県・栃木県・東京都・神奈川県・滋賀県等が挙げられているそうです。
 
しかし、ここにはまだ生息しています。
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まだ孵化して間もないのか飛んではいましたがノンビリしていたので撮影に付き合って貰いました。
場所は秘密ですが…ね。