コツクバネウツギ

ツクバネウツギは、萼片が5枚なのですがコチラは2枚です。
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コツクバネウツギ 小衝羽根空木

白色のコツクバネウツギですが、通常見かけるのは、花色が黄白色、または黄色で、ときに淡紅色を帯びたものもあります。
このとおり、萼片が5枚ではなく2枚です。
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◇科名:スイカズラ科 ◇属名:ツクバネウツギ属 ◇学名:Abelia serrata(serratus=鋸歯ある)
よく分岐して、高さは1~2mくらいです。樹皮は灰白色~灰褐色をしています。
葉は対生について、葉身は長さ2~5cmで幅が1~2cmの卵形~狭楕円形をしています。縁には不ぞろいな鋸歯があるか、または全縁です。裏面の主脈の基部付近には短い開出毛が密生するほかは、ほとんど無毛。
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本年枝の先端に花を1~7個つけます。花冠は長さ1~2cmの漏斗状で、細い花筒からやや急に鐘状に広がり、内面には長い毛がみられます。
花弁の先は、やや唇状で、下唇の内側には橙色の網状紋があります。
花後に出来る果実はそう果です。長さ8~10mmの細い筒状。やや扁平で有毛。。

コチラが通常の『ツクバネウツギ』ですね。『ツクバネ』の名前の由来は、5個の萼片が実のところに残り、衝羽根(つくばね)=はねつきの「羽根」に似ることから、きています。
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ツクバネウツギ 衝羽根空木
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コチラは『台湾ツクバネウツギ』です。
タイワンツクバネウツギ 台湾衝羽根空木
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『衝羽根空木(ツクバネウツギ)』の場合は、花冠の内側に橙色の網目が入りますが、この『タイワンツクバネウツギ』にはありません。
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