また雪?スノードロップ

明日は二日間泊まり込みの勤務あけです。しかし…天気予報ではナント.......雪でございます。
なんでやね~~ん!
待てよ…確かオイラ以前に、二月に雪の特異日があるって記事にしたよね。アレって…もうそろそろじゃなかったっけか?
特異日と言うのは、その前後の日と比べて偶然とは思われないほどの高い確率で、特定の気象状態(天気、気温、日照時間など)が現れる日のことを指します。
東京地区ではどんな日がそうなのか…というと。
1月16日 - 晴れ特異日3月14日 - 晴れ特異日3月30日 - 雨特異日
4月6日 - 花冷えの特異日6月1日 - 晴れ特異日6月28日 - 雨特異日東京では53%の確率で雨…という統計。8月18日猛暑特異日9月12日 - 雨特異日
9月17日/9月26日- 台風襲来特異日。(台風が日本列島に上陸する回数が統計上多い日)。
11月3日 - 晴れ特異日
さて…雪です。東京の雪の特異日といわれているのは…2月17日す。
いったい、どれくらいの確率で…?調べた結果は・・・
1980年~1989年の10年間で雪が降ったのが、5回 しかし…1990年~1999年の10年間は…
たったの1回だけ。ありゃ?? 2000年~2009年も1回だけという事で、ここ20年ばかりは、非常に雪の降る日が少ないですね。昔のように雪の特異日とはいえなくなってきているようです。
ンじゃあ…その前は?1967年~1996年の過去30年間の天気出現率だと…。
なンと…晴れる割合は50%、曇りが6.7%、雨が20%、雪が23%です。
ウゥ~~ム、この内訳をみると、やはり昔は比較的雪の降りやすい日だったみたいですね。

特異日は外国でも認められており、英語では「シンギュラリティ(singularity)」と呼ばれます。
転じて気候以外にも、何らかの政治的事件が集中して起こる日を指すこともあります。
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スノードロップ逆さのハートマークが可愛い、雪のしずくに似た純白の花を咲かせる可憐な植物この花は、筒状に重なり合った内側の花弁の先端から付け根にかけて連なった(あるいは先端と付け根に分かれた)緑色の模様があるのが特徴です。
通称は『スノードロップ』ですが、正式には『ガランツス・エルウィジー
英名は『giant snowdropジャイアンスノードロップ)』和名は『オオマツユキソウ(大待雪草)』
◇学名:Galanthus elwesii Hook. f. ◇科名:ヒガンバナ科 ◇属名:ガランツス属
「本来のスノードロップ」と言うか、英語でコモンスノードロップと呼ばれているのは、南東ヨーロッパ原産のガランツス・ニヴァリスという植物ですが、15種ほどあるガランツス属の植物すべてを「スノードロップ」と総称することが多いようです。
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ほかのガランツス属の植物と比べて球根が比較的乾燥に強く、扱いが容易なため、日本では人気があります。日本で「スノードロップ」という名前で販売されている苗・球根は、殆どは『ガランツス・エルウィジー』のもののようです。
葉の付け根が反対側の葉の付け根を包み込むこと、全体に大型であるのも特徴で、ほかの種と区別することができます。
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スノードロップ」という名前は、花弁が「雪のしずく(ドロップ)」のように見える事からのようですが…実は、この場合の「ドロップ」は「イヤードロップ(耳飾り)」の意味です。つまり『スノードロップ=雪の耳飾り』を意味する名前なのですね。こんな耳飾りがあればかわいらしいですが…。
学名のガランツスは、ギリシア語のgala(乳)とanthos(花)の合成語で、『白い花』を表現しています。
因みに…英語のGalaxy(銀河系、天の川)という言葉はギリシア語のgalaと関係があります。
古代ギリシアでは、女神・ヘラの乳房からほとばしった乳によって生まれたとして、天の川のことをガラクシアス(乳の川)と呼びましたが、それが変化して英語のGalaxyになったというわけです(「天の川」の英語の別名Milky Wayは、まさにガラクシアスの直訳です)。
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夜になると花を閉じ、昼間吸収した温かい空気を保管します。