カワセミ 其の1
周りには他にカワセミ狙いのギャラリーがいません。ズッと離れたところで皆さん陣取っていました。
まぁ普段一番カワセミが現れるところで待つのは基本ですからね。
近づいても…と言っても堤防の上からですが、今のところ動きはナシ。雌ですね~。
やっぱりいつ見ても飽きませんね~、カワセミ。
なんと言ってもこの翡翠(ヒスイ)色が…。
翡翠は『瑪瑙(メノウ)』やその他の宝石とともに『玉』と総称されていました。『翡翠』は中国では元々カワセミを指す言葉だったのですが、時代が下ると翡翠が宝石の玉も指すようになりました。これは、翡翠のうち白地に緑色と緋色が混じる石がとりわけ美しく、これをカワセミの羽の色に例えたもので『翡翠玉』と名づけられたということです。ここからヒスイ(翡翠)=カワセミになったようです。
う~~む、獲物がいないのか、なかなか川にダイブしませんね~。
アッサリ場所を変えて飛んでいってしまいましたが、またもや見つけることが出来ました。
離れたところで河川工事をしてるので川が濁って獲物が見えづらいのかな?
まぁオイラのように堤防の上からじゃなく川縁を散歩してる方もいるので、人が近づいて飛んでいっちゃうのは…それは仕方がない。ホントは誰も近寄ってきて欲しくないンだけどね~(笑)。
ところがこの日はツイているのか…オイラが移動した場所にいつの間にか現れてくれます。
何度もカワセミに遭遇です。こんな事は滅多にありません♪しかも他のギャラリー無し。
つい先日までは何処へ行っても、冬の野鳥どころか、全く…野鳥さえ見かけることがなかったのに、何故かこの日はツイてたとしか言いようがない。他の野鳥も観察出来ましたからね。
オイラのうしろや、川の向こうを歩いてる人、通り過ぎる人はいますが誰も気づかないようです。
確かに離れてる場所からは、このようなところに止まっていると…見つけにくいです。
この数ヶ所の場所では獲物を捕る行動はありませんでしたが…実は別の場所ではさかんにチャレンジしてくれました。それは別の記事で…
翠は羽を以て自らそこなう(すいははねをもってみずからそこなう).
カワセミは美しい色の羽があるために、情け容赦なく人に捕らえられてしまうと言う事から、長所がかえってわざわいを引き起こすことのたとえ。