ガビチョウしか…オラン

多摩ニュータウンの公園に昆虫と野鳥を探しに行ったのですが…
ン~~~ム、暑さのせいなのかな?まったく……いない。
聴こえてくるのは……囀り…と言うよりも、かなり騒がしく聞こえる鳴き声です。
声の主がすぐ近くの藪でガサゴソしてると思ってたら、出てきました。
コヤツです。
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ガビチョウ 画眉鳥
中国名をそのまま和名にしたものです。「画眉鳥」は目の周りが白いことに由来し、中国では古くから鳴き声を楽しむために飼育されてきたようですが、日本では(笑)。こんな煩くなく鳥の鳴き声を鑑賞しようとは思わないでしょう。
「日本の侵略的外来種ワースト100」にもリストアップされているのです。
穀物など植物の食害と大音響のさえずりが問題視される」と記載されています。
しかし…「穀物など植物の食害」が上げられていますが、実際はガビチョウは基本的に地上採餌を専らとし、ヒトの口に入る穀物を餌とするような記録は無いのでは?と思います。
スズメ目 チメドリ科 ガビチョウ属  学名:Garrulax canorus  英名:Laughing thrushes(Hamei)
このガビチョウ(画眉鳥)ですが、野外での観察記録は1980年代に九州で、1990年代に関東で観察されて以来、次第に人目につくことが多くなっているようです。
実は……、数はきわめて少ないとは言え、すでに江戸時代から観賞鳥として紹介されているのですね。
繁殖力が凄く強いので、オイラ的には…生息域が被る『アオジ』や『ウグイス』などへの影響も懸念されている…と言う方が心配なのです。||