桜🌸《ササベザクラ》

水上 努作の『桜守』で登場する品種です。
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ササベザクラ 笹部桜
中央付近の花弁が、たつように付くのが特徴の一つ。この旗弁がが出る品種は『ホタテ』もそうですが、『ホタテ』ほど目立つわけではありません。
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ササベザクラは笹部新太郎氏の庭に芽生えた実生の桜です。
カスミザクラとサトザクラ類との交雑種と推定されています。
震災後、神戸市の岡本南公園にあった原木は枯損しています。

Cerasus leveilleana ‘Sasabezakura’

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『カスミザクラ×サトザクラ』と言われています。
花色は淡紅白色。花弁枚数は8~20枚。
散り際化粧咲きの現象が見られます。
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中央付近の旗弁。旗弁がよくでる固体もあります。
萼筒は鐘形で、小花柄には毛が多く見られます。
萼片は舟底形または披針形。
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花期は4月上旬~中旬です。
笹部新太郎氏は大学時代から桜に興味を持ち、研究を重ね「桜の神様」と言われるようになった方です。