椿《関西黒龍》

もうかなりの品種を紹介すしてきましたが……まだまだ終わりが見えてこない。
ツバキの原種は約100種類、園芸品種は日本の椿では、『ワビスケ』『肥後ツバキ』『雪ツバキ』『ヤブツバキ』などがあり、海外では『ジャポニカ』『唐ツバキ』などがあって、花形も【一重咲き】【八重咲き】【しし咲き】、形も【大輪】【中輪】【小輪】と区別されていて、今では品種は3千とも5千ともいわれています。
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関西黒龍 カンサイコクリュウ
暗紅色で唐子~牡丹咲きの大輪。
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白い旗弁が混じります。
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◇Camellia japonica ‘Kansai-kokuryu’ Kantoh
※『黒龍』でも普通に『黒龍』とだけ表記があるのは関東産のものです。
黒龍(関東)』の花は暗紅色の八重で唐子咲きです。初めは宝珠形の中輪。1859年の江戸末期、糀屋亀五郎により編集された『椿伊呂波名寄色附』に載っている古い品種です。
白斑入りの品種を『黒龍絞(コクリュウシボリ)』と呼びます