椿 ベトナムの椿《ドルピフェラ》

ツバキ科ツバキ属は、「ツバキ節」「サザンカ節」「カワリバツバキ節」「チャ節」「ヤナギバサザンカ節」「ヒメサザンカ節」に分類されるようですが、今回の品種は、「サザンカ節」に属するようです。

《ドルピフェラ(ドルペヘラ)》
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白色の一重で、平開咲きの中輪です。花期は本来は11~12月。
産地はベトナム南部です。花弁は細長く、弁端が立ち上がります。
やや抱え気味に咲き、葉は長楕円形で、長さ6~7cm、幅2.5~3cm、表面は暗緑色であまり光沢はないです。
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別名は「アブラツバキ」
◇ Camellia Drupifera Lour.
学名は、はじめはベトナム南部原産のものにつけられたのですが、英国にも同名で古くから栽培されてきた来歴不明の系統があるようです。
*植物分類学上は、ユチャの一系統と考えられているようですね。日本へは、1970年に米国より、1976年には英国より導入されています。