梅 十一輪目『世界図』

梅の花のアップも十輪目を超えました。

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==《世界図-せかいのず》==
<野梅系> 野梅性で一重。

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花弁の縁が淡いピンクで彩られます。

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花梅です。
ココで、以前に別ブログでもある程度詳しく説明しておりますが、もう一度梅について簡単に…。
ウメの花は観賞を主とする花梅と、果実の収穫を目的とする実梅(みうめ)に大きくわけられる事は何度も書いてますが、両者に本質的な違いはなくて、実際記事でアップしてるとおり、実梅の花も観賞の対象をとなっていますよね。
この実梅、花梅を含めて、実に約二百数十種ともいわれるウメ全体の品種はその性質によって園芸的には『平尾彦太郎』によって次のように分けられ、これが今日定着しています。大まかな説明だけにしますが…
【野梅系】【紅梅系】【豊後系】です。
それがそれぞれ、例えば【野梅系】ならば、「野梅性」「難波性」「紅筆性」「青軸性」に分類され、「野梅性」は枝が極めて多くで出ますが、非常に細くて、枝元から出る細枝などは、時に刺上になり、花は香気が高く、一重と八重咲きがあって、変異性に富んでおり、枝垂れ性もあります。「青軸性」だと、蕾は緑白色で、枝は日差しが当る部分でも色づくことなく常に濃緑色で花が青白色という特徴があります。