椿 『白玉』

山茶花の花アップが七輪目まできましたが、この花は山茶花ではなく椿です。
江戸期からの古典品種で 京都の名椿の一つです。
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==《白玉》==
別名は『初嵐』。やや抱え性の筒咲きの筒しべで小輪。蕾が丸いです。
*「初嵐」には二種類あって、それぞれ「初嵐 白玉」と「初嵐 嵯峨」と呼ばれます。
どちらも同じ白色の一重で筒しべの中輪なのですが、「初嵐 白玉」は花形が抱え咲きで、「初嵐 嵯峨」は、花形が筒~ラッパ咲き、と違いがあります。
白玉の蕾は丸く 嵯峨の蕾は尖り 嵯峨は咲き始めが移り白になります。
どちらも冬に先駆けて咲き 茶花、切り花として人気が有る花ですね。