桜 『ササベザクラ』

大焦りでアップしてる桜の記事。この記事でこのブログでは今日二つ目、別ブログも入れると正確には今日の五つ目の桜の紹介になります~~。
水上 努作の『桜守』で登場する品種です。
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ササベザクラ 笹部桜
中央付近の旗弁が目立ち、血脈が見られます。中央付近の花弁が、たつように付くのが特徴の一つ。この旗弁が出る品種は幾つかありますが、旗弁が顕著な、『ホタテ』ほど目立つわけではありません。
ササベザクラは笹部新太郎氏の庭に芽生えた実生の桜です。
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カスミザクラとサトザクラ類との交雑種と推定されています。震災後、神戸市の岡本南公園にあった原木は枯損しています。
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萼筒は鐘形で小花柄には毛が多いです。
萼片は舟底形または披針形で、中央付近の花弁はたつように付きます。

Cerasus leveilleana ‘Sasabezakura’

花色は淡紅白色で、花弁枚数は8~20枚あります。
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散り際、化粧咲きの現象が見られ、旗弁がよくでる固体もあります。
最近のDNA解析の結果から、ヤマザクラ×ソメイヨシノとの結果も確認されています。 
実は笹部氏は、ソメイヨシノが嫌いだったらしく、この結果から染井吉野が片親の可能性が少し出てきたと言うのは、微妙な感じですね~。