ウナギ

昨日から今日の朝にかけての台風の被害や交通機関への影響は東京近辺では、台風接近前の予想に比較して思ったほどではなく、なによりでした。オイラも昨日の帰宅時、今日の出勤時ともに雨も小雨程度で全く影響なし。
しかし…まさに台風一過。夏日になりました。アッチィ~~~です。外にいると倒れそうDeath~。
と言う事で(なにがじゃ~)今日のお昼は、昨日のうちにスーパーで買っておいた鰻重です。
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割引されてたのよ~、夜に帰ったからね。勤務あけに途中下車で温泉銭湯へ浸かって(←記事)から、地元へ戻り、スーパーに寄ったわけで、時間も10時前でした。
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あ…因みに、うなぎ(鰻)の旬と言われている夏の土用の丑の日ですが…実際は旬ではありませんよ(笑)
今年は7月19・20日~8月6・7日頃でございますね。
土用の丑の日(←記事)
なぜウナギか?夏の暑い盛りにある『土用の丑の日』。土用の丑の日は「丑」という字にちなんで、その昔は牛のように黒いものを食べる日とされていたのです。ではなぜ黒いものかというと、色の黒いものにはビタミンAが豊富に含まれていて、暑さで激しく体力を消耗してしまう夏にこれらを食べると元気が出ると言うことを昔の人は経験的に知っていた為と言われています。

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コレはそれだけじゃあ足りないので、ついでに購入した総菜。
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サラダも食べなきゃな…。
と言う事で、大根とレタスのサラダにミニトマトを追加して、更にミョウガを足して…♪

で…ついでに梅干しも口に入れとくか…?
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なんて考えて、すぐに…「あれ?確か食べ合わせでよくない組み合わせだっけ??」と思い直し止めたのですが....

では、何故…ウナギと梅干しを一緒に食べちゃダメなのか?説明しましょう。

うなぎ【鰻eel】 + うめぼし【梅干pickled plum】

幾つか説があるのですが、一番有力な説は鰻の脂と梅干しの強い酸味が刺激し合い、消化不良を起こすという説です。
ですが…実際には、酸味が脂の消化を助けるため、味覚の面も含めて相性の良い食材なのですよ。
ただし…ただしですよ、胃腸が弱っているときは、脂分と酸味の強い食べ物を多量に摂らないようにするのが大人の作法と言えますね。
もう一つ、ウナギとの食べ合わせがよくないと言われてる食べ物がありますね。
そう、皆さん、子供も大好きなすいか(西瓜 watermelonです。
これは、油の多い鰻と、水分の多い西瓜を一緒に食べると、胃液が薄まり、消化不良を起こすことがある、からです。胃腸の弱い人、特に下痢気味の人の場合は避けたほうが無難でしょう。
油多め + 水多めですからね~。まさに水と油の関係。

ンじゃあ…オマケと言う事でその他にも悪い組み合わせと言われてるヤツを…
「ウナギ + 西瓜」と同様の組み合わせがコチラですね。理由も同じ。

【てんぷら天麩羅 tempra】+ 【すいか西瓜watermelon】

さて、意外なのがコチラです。共にサラダの材料です。

【だいこん大根japanese radish】 +【 にんじん人参carrot】

【とまと蕃茄tomato】 + 【きゅうり胡瓜cucumber】

普通にサラダとして組み合わされてますよね。何処がイケナイ組み合わせなのか?というと…
まず、大根には、豊富なビタミンCが含まれているのですが、人参に含まれるアスコルビナーゼには、ビタミンCを壊す作用があるのです。
アスコルビナーゼ>ビタミンCを含む野菜や果物と一緒に食べたり、ジューサーにかけると、ビタミンCを破壊してしまいます。しかし、アスコルビナーゼは熱や酸に弱い性質があるので、加熱調理をしたり、酢などの酸味のあるものをかけて食べるようにすると酵素の働きを抑えることができます。
※トマトに含まれるビタミンCはがん、脳卒中、心臓疾患などを阻止してくれますが、きゅうりに含まれるアスコルビナーゼにはビタミンCを壊す作用がある。また、共に体を冷やす作用がある。

そして、次にオイラがここの所お蕎麦屋さんの記事で頻繁に出している組み合わせ。

【茄子の漬物pickled eggplant】 + 【そば蕎麦soba】

茄子の漬物は体を冷まし、蕎麦には胃を冷やす作用があります。
そのため、冷え性の人は下痢をしたり手足が震える(冷える)ことになる、と言うのが理由。
加熱すればその作用は緩和されるため、温かい汁蕎麦なら無難と言う事ですが、同時に体を温める効果のある葱や七味を上乗せすれば、なおgood(笑)。まぁオイラは冷え性ではないので、食べちゃいますがね。
そしてこの組み合わせ…【酒sake】 + 【からし辛子、芥子mustard】です。
酒と同様に、辛子などの辛いものも血行を促すため、かゆみが出てしまう可能性があるということですね。蕁麻疹(じんましん)や湿疹が出やすい人は、注意喚起しましょう。
高血圧、糖尿病、高コレステロールなどの生活習慣病も助長します。おでんとかシューマイは辛子抜き?
で…対策としては、「きゅうり」とか「トマト」とか「セロリ」などの、体を冷ます作用のある食べ物を一緒に摂ればOK?

なまたまご【生卵raw egg】 + ところてん【心太gelidium jelly】

消化が悪いもの同士の組み合わせ。共に消化に時間がかかるため、胃腸に負担がかかる。

かに【蟹club】 + かき【柿persimmon】

蟹はビタミンB1・B2が多く、栄養の代謝を良くするといった一面を持ちますが。。傷みやすいといった面も持っています。傷みやすい蟹と、消化の悪い柿の組み合わせと言うのが理由です。
蟹も柿も体を冷やすため、一緒に食べると…なんですね。冷え性の人は症状が重くなるので、注意喚起。またこの組み合わせは、山の幸と海の幸の組み合わせでもありますね。現代では流通面は問題ないですが、昔は両方を一緒に食べようとすると、食材を調達するまでに時間をかなり要したわけです。どちらかが傷んでしまうことがあったため、食中毒になったという戒めなのです。

わかめ【若布seaweed】 + ねぎ【葱leek】

韓国ではbadな食い合わせとして知られているらしいです。これは、若布に含まれるカルシウムの吸収を葱に含まれるリンが阻害してしまうため尾言うわけです。
もっとも、一緒に食べたからといって深刻な問題があるわけではありません。ですが、効率の良い栄養吸収を考えるのであれば葱は控えた方がよいというわけ。
※ リン>体内のミネラルの中でカルシウムの次に多い栄養素です。大人の体にはおよそ700gのリンが含まれています。体内のリンはその85%がカルシウムやマグネシウムとともに骨や歯をつくる成分になっていて、残りの15%は筋肉、脳、神経などの様々な組織に含まれ、エネルギーをつくり出す時に必須の役割をしています。
コチラは我々にはあまり縁のない食材の一つですが(笑)

【松茸matsutake mushroom】 + あさり【浅蜊asari clam】

旬が共に大幅にずれるため。昔は、食物の移動時間により傷んだりしていた為です。