トーチジンジャー

別名で『カンタン』とも呼ばれます。マレーシアからインドネシアが原産の常緑多年草です。高さは3~4メートルほどになります。
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トーチジンジャー
葉は細長くて「しょうが」に似ています。杖のような花茎を伸ばして球状の花序をつけ、赤色からピンク色の苞が目立つ花を咲かせます。
花序の形が松明(たいまつ)のように見えるためこの名前がついています。
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葉柄部は、赤紅色。株の基部から別に生じる1-2mの真っ直ぐなステッキ状の花茎の先端に球状花序を付け、赤色ないしはピンク色の目立つ花が咲きます。
◇科名:ショウガ科 ◇属名:ニコライア属(Nicolaia) ◇学名: Nicolaia elatior(elatior=背の高い)
根茎は匍匐(ほふく)し,多数の茎を地中にだす。葉鞘(ようしよう)のままで重なった高さが3 ~5mの偽茎に全縁の葉を2列生します。葉は披針形で長さは30~60cmくらいになります。
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10数枚の苞が重なって球形にみえます。
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観賞用のほか、若い花序は香味野菜、果実は生食に、種子は香辛料に利用されます。
※『星薬科大』の温室で。