ロベリア草

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花弁が別名にある『ミゾカクシ』のような下部に偏った付き方をします。
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ロベリアソウ ロべりア・インフラタ
別名は『西洋溝隠し(セイヨウミゾカクシ)』
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原産地は北アメリカの東部で、カナダのノバスコシア州から合衆国のアラバマ州にかけて分布する一年草です。草丈は15センチから100センチくらいになり、よく枝分かれをする細い茎に、小さな花をたくさん咲かせます。
葉は卵形で、互い違いに生える互生。開花時期は4月から7月と眺めです。
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花の色は青ないし白で、花径は1センチくらいで、花冠は唇形になります。上唇が2つに裂けて横に張り出す形になりますが花弁が小さく、下唇はそれより大きめの花弁になり3つに裂けて前に突き出ます。
花の後にできる実はさく果。
◇科名:キキョウ科ミゾカクシ属属名の Lobelia はフランドル出身でイギリスの植物学者だった「ロベル(Mathias de Lobel, 1538-1616)さん」の名からきている。学名:Lobelia inflata種小名の inflata は「膨れた」
英名が『インディアン・タバコ(Indian tobacco)』と言うのですが、これは含有される物質がニコチンに似た効果を持つとされるからで、禁煙サプリメントとして利用されています。
ただし、ニコチンとは違い習慣性や中毒性はなく、ロベリンを含むので多量に摂取すると動悸、息切れなどを起こすので注意が必要です。呼吸興奮薬である塩酸ロベリンの製造原料とされまます。