クロスコミア(モントブレチア)

草丈は50センチから80センチくらいになります。オレンジ色の花が目立ちますよね。
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クロスコミア 檜扇水仙
葉は先のとがった線形で2列に並んで立ち、互い違いに生える互生です。葉の中央に縦の筋があります。
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フランスで南アフリカが原産地の『檜扇水仙(ヒオウギズイセン*Crocosmia aurea)』と『姫唐菖蒲(ヒメトウショウブ*Crocosmia pottsii)』の交配によって作出された品種です。
日本へは明治時代の中期に渡来しています。当初は園芸品種として入ってきたのですが、今では各地で野生化していますね。
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アヤメ科 クロコスミア属(Crocosmia=ギリシャ語の「crokos=サフラン」+「osme=匂い」から。サフランの香りがするということで名づけられたもの ◇学名:(crocosmiiflora(サフランの香りのする花の)||
英名が『モントブレチア(montbretia)』モントブレチアの語源は植物学者である『シャルル・コクベール・ド・モンブレ』への献名'''
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開花時期は7月から8月で、花茎から3個から5個の穂状の花序を出し、それぞれにたくさんの花をつけます。下のほうから順に咲き上がっていきます。
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花の色は朱赤色で、花弁(花被片)は6枚。内側と外側に3枚ずつあり、根元のほうでくっついています。

雄蘂は3本、花柱(雌蘂)は1本。花柱の先は3つに裂けています。
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結実はせず、球根で増えます。