桜 2013年其の⑳『ウスガサネオオシマ』『ヤエベニオオシマ』『』

オオシマザクラ』の半八重になった品種です。
ウスガサネオオシマ 薄重大島桜
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オオシマザクラ』の変異で花びらが5~10枚の半八重といわれる品種です。
原木は神奈川県真鶴町牧野富太郎博士によって発見されました。
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花弁枚数は5~15枚。5枚がベースで、完全な花弁と旗弁に近い花弁が重なり合います。
萼片には鋸歯があります。
Prunus lannesiana var. speciosa form Semiplena
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オオシマザクラ』からは『ヤエベニオオシマ』『ヤエノオオシマザクラ』『カンザキオオシマ』などの変異が出ています。

コチラが…
ヤエベニオオシマ 八重紅大島
開花初期は淡紅色をしていますが、やがて脈があらわれ、ピークを過ぎるとかなり赤くなるのが特徴です。
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Cerasus speciosa ‘Yaebeni-ohshima’
萼筒は鐘形で、萼片は披針形もしくは長い三角形で鋸歯があります。
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花は淡紅色で、花弁枚数は15~30枚。『オオシマサクラ』が重弁化し、花弁が紅色になった品種と言う事になります。
多くのサトザクラが生成されていく過程の桜の一つといえます。


ウスゲオオシマ 薄毛大島
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ソメイヨシノあるいはエドヒガンとオオシマザクラの交雑種と考えられていますが定かでありません。
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小花柄や各部に毛がありオオシマザクラにない特徴をもっています。
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Cerasus × yedoensis ‘Candida’
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