河原も春の彩り

河原ではいろんな花が咲き出しましたね。
こうなると…とてもこの場所は歩きづらい…と言うか(笑)。
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誰かが植えたのか、普通日本では自生しない花が沢山顔を出しています。
スノーフレーク』ですね。和名は『鈴蘭水仙』。
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この『スノーフレーク』はとても丈夫な花なので、こういった場所でも手入れなしで毎年花を咲かせると思います。
まぁ、見た目にカワイイ花なので、コレなら沢山咲いていてもイイかな…と思いますね。
◇科名:彼岸花科 ◇属名:スノーフレーク属(Leucojum=レウコユム。ギリシャ語で「leuco=白い+ion(スミレ)」で、スミレの香りがする白い花という意味。 ◇学名:Leucojum aestivum(aestivum=夏の)
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可愛い模様です
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『ヒヤシンス』も顔を出してます。花壇にあるのが普通に思えますが…、
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英語名「hyacinth」に由来した名前ですが、これはギリシャ神話に出てくる美少年「ヒュアキントス(Hyakinthos)」の名が由来です。 ヒュアキントスは太陽神の神アポロンにも、西風の神ゼフィロスにも愛されていた。 まぁ、同性愛と言う事になりますが…。ヒュアキントスとアポロンが楽しそうに話していることに嫉妬したゼフィロスが、意地悪な風を起こした。その風によってアポロンが投げた円盤の軌道が変わり、ヒュアキントスの額を直撃してしまいます。アポロンは医学の神の力をもって懸命に治療するが、その甲斐なくヒュアキントスは大量の血を流して死んでしまい、この時に流れた大量の血から生まれたとされるのが、この花。このエピソードから花言葉は「悲しみを超えた愛」。
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ヒヤシンス(風信子、飛信子、学名:Hyacinthus orientalis)
ヒアシンスに近い仲間がこの花です。
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全ての品種ではないですが、花茎の下の方の花は、タネが出来ますが(*稔性-ねんせい-)、先端ちかくの花は、タネができないことが多い(不稔性-ふねんせい-)ようです。不性になると、色が少し変わるようです。
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一般に流通しているムスカリには、幾つか品種があります。
英名の『グレープ・ヒヤシンス』の由来になった品種が『ボトリオイデス〔M. botryoides〕』です。
ヨーロッパ中南部からカフカースに欠けて分布し、ムスカリの中ではやや小型。花色は青~紫がかった青、表面は白粉を吹いたようになります。和名は『ルリムスカリで、白花の『アルブム』と言う園芸品種があります。
ムスカリ(ギリシア語の麝香にちなむ)の名前の由来になった品種が『モスカツム〔M. moschatum〕』  花は長めの壺形で全体が白、先端の口の部分が褐色になります。名前の由来のように強い芳香を放ちます。
アルメニアクム〔M. armeniacum〕』 ユーゴスラビアからトルコ、カフカース(コーカサス)にかけて分布します。主に標高2000m付近に自生しています。最も栽培されている種のひとつ。花色は濃い青紫(*不稔性花は淡い紫)。八重咲きの「ブルースパイク」や、芳香性の「カンタブ」などの園芸品種があります。名前の「アルメニアクム」は「アルメニアの」の意。
『コモースム〔M. comosum〕』 ヨーロッパ西部からアフリカ北部に分布します。蕾の色は紫紅青色で、開くとオリーブ色になります(*不稔性花は紫色)。変種に花が藤色で羽のように変化した『プルーモースム(和名:ハネムスカリ)』と言う種があります。
マクロカルプム〔M. macrocarpum〕』ギリシア、トルコに分布する種。つぼみは紫色で開くと黄色で先端の部分が紫がかった褐色。