薔薇🌹《リリー・マルレーン》

この薔薇の名前である《リリー・マルレーン》は、1915年にロシアへの出征を前にドイツの詩人『ハンス・ライプ(Hans Leip)』がベルリンのある兵営の営門に歩哨に立った時に創作した詩集『Das Lied eines jungen Soldaten auf der Wacht』に収録されていた詩が元になっています。
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Lilli Marleen-リリー・マルレーン
第二次世界大戦直前の1938年に作曲家『ノルベルト・シュルツェ(Norbert Schultze)』が曲をつけました。
歌手の『ララ・アンデルセン』の1939年2月に録音したレコードが有名です。
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◇作出年:1959年 ◇作出者:Kordes(独) ◇交配種:(Our Princess × Rudolph Timm) x Ama
*コルデス社は1887年、ヴィルヘルム・コルデス祇い北ドイツのエルムスホルンという村に、園芸農場を興したのが始まりです。代表的な品種は「バラの殿堂」入りした「アイスバーグ」や「メルヘンケニギン」など。
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リリーマルレーンの歌ですが…
兵営の大門の前に街灯が立っている。そこで恋人と再会したいと思う熱い男性の気持ちを歌った詩です。
女性歌手によって歌われることが多い曲です。『リリーマルレーン』は、本来は第二次世界大戦下にベオグラードのドイツ軍放送局から、放送終了直前の毎晩9時55分になると流れる曲だったのですが、連合国枢軸軍両陣営の陣地からも歌声が聞こえたと言われるほど、死と隣り合わせの兵士達に愛され続けた曲。この『マレーネ デートリッヒ』の曲が特に知られています。