水琴窟

先週久し振りに行ってきた東京の池上本門寺のすぐ近くにある《池上梅園》にあります。

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==【水琴窟】==
『桜山一有筆記』には、小堀政一(つまりあの「小堀遠州」ですね)が18歳の時に以下のような水琴窟を造り、古田重然(つまり…あの「古田織部」です)を驚かせたという逸話が登場しますね。すなわち…
【洞水門深く掘り中に簀子を当て上に石を敷き扨て水門石を並べ縁りも練土にて固め松葉を敷きたり】
コチラが説明板。

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『桜山一有筆記』には、「洞水門、摺鉢水門は遠州より初まりし事也」と記されています。

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江戸時代に庭園の設備として用いられるようになり、明治時代には盛んに用いられたようですが、次第に廃れていきましたが、1980年代に新聞やテレビ番組で取り上げられたことをきっかけにその存在が広く知られるようになったようです。こんな音がします→https://youtu.be/0AkZPd6L3UM

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《池上梅園》