別所線の車両

さて…長野の温泉旅行が終わって、仕事に戻りましたが、なんか気抜け状態です(笑)。
天国モードから現実に戻されたというか....。
何から記事アップしようか.....画像をチェックして…。ン~~まずはコレかな♪
上田電鉄の『別所線』
別所線は、長野県上田市上田駅から別所温泉駅までを結ぶ『上田電鉄』の鉄道路線ですが…。

上田駅から別所線に乗り換えるときに改札口のすぐ先にこのポスターが…
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この別所線は、旅客輸送主体の路線で貨物輸送にはほとんど依存していなかったものの、地方になるほど自家用車普及が進む現在の車社会化の影響で1973年には一旦、乗客減等を理由に上田交通(1969年に上田丸子電鉄から社名変更)から廃止の方針が示されたのですね。
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しかし沿線住民等の存続運動や鉄道軌道整備法に基づく国からの軌道整備補助金(欠損補助金)の交付が決まったことにより危機を免れ、上田交通唯一の鉄道路線として存続することになったのです。

で…オイラがホームに行くと…
ウワォ~~!!LUCKY~~!
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なんと言ってもこの車両に人気があるのです。
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この丸窓のある趣のある車両がいいんですよね。まさかタイミング良く乗れるとは…

ワンマン運転方式の地方型方式を採用しています。
一番前の扉のみ開閉し整理券を取る方式で、バスの運賃箱に近い物が車両の乗務員室後ろに取り付けられています。
但し、有人駅の『上田駅』『下之郷駅』では終日全扉が開閉し、『別所温泉駅』では9:00から17:00の間全扉が開閉します。
また無人駅の城下駅三好町駅赤坂上駅上田原駅では平日6:30から8:30の間の上り電車のみ全扉が開閉します。
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別所温泉駅』に到着。
一時期、1990年から1994年までは快速列車が運転されていましたが、現在はすべて各駅停車です。
毎時おおむね1 - 2本の運転。
上田-別所温泉間の全線通し運転のほか、上田-下之郷間に区間列車が数本設定されているようです。


コチラは別所温泉駅の飾られている初期の車両です。
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『別所線』は元々は、1920年に設立された上田温泉電軌により、翌1921年別所温泉・田沢温泉・沓掛温泉への湯治客を輸送する軌道線として『青木線:三好町(現在の城下) - 上田原 - 青木間)』・『川西線:(上田原 - 別所(現在の別所温泉)間』の2路線が開業しました。
1924年には国鉄上田駅に乗り入れ全通。1938年に上田原 - 青木間が廃止となって、上田 - 上田原間も川西線に編入されます。
1939年に、地方鉄道法による鉄道となって、川西線を改め『別所線』と称するようになったのです。
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運転席。

温泉に一泊して、上田までの帰りの電車も当初の予定だったら、温泉駅まで乗った、この2005年1月に復活した丸窓電車の『まるまどりーむ号』だったのですが、上田城を見たかったので一本速い電車に乗る事に…。
しかし…途中のすれ違いのための待ち合わせの駅『下之郷』の車両基地・整備区域に止まっていた丸窓の車両を見る事が出来ました。
実は新しい車両(冷暖房車)になるときには、東京の東急電鉄の車両を使ったのです。つまり払い下げで…車両基地・整備区域に止まっていた車両の中に東急電鉄のマ-クのついた車両が見えました。
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